裏千家15代鵬雲斎汎叟宗室宗匠お別れの会(11月27日付)昨日は8月14日ご逝去された鵬雲斎宗匠のお別れの会が京都国際会議場にて行われまして従事させていただきました。思えば1992年から裏千家学園を経て、裏千家今日庵住み込み生活の御家元時代から海外は約20カ国40都市ほど、全国の支部など30年お供など行かせていただき、一挙手一投足を側で拝見させていただきました。こうされる時はこちらはこう考え動かなければならない、など自問自答しながら仕えさせていただきました。今でもお供させていただいていた4時起床のその頃の夢を見てハッと起きることがあります。鵬雲斎宗匠は我々に「おまえたちは死ぬまでではなく死んでも修業やぞ!そう思ってやりなさい!」とよく仰っておられました。今はもうおられませんが、そのなされたことや功績、お考え、残されたお言葉、数々のお教えはそれぞれの心の中に残り、それをまた師匠から弟子にまたさらに弟子にと伝えられていく。そのような気概を持って日々進み、自身が指針となるべく人となりなさい。と、これが一つのそのお言葉の意味なのかもしないと最近思います。稽古場「好古庵」玄関横に「千仙叟宗室遺跡跡地」と平成8年に除幕式の時の鵬雲斎宗匠揮毫の記念碑があります。また、好古庵の露路には2019年ご来庵時に植樹していただいた加賀八朔椿が植えられています。節目節目には手造りなどで金沢へお越しになられご一緒させていただきました。最後にお越しになられたのは2年前の100歳の記念の手造りの際でした。これらはずっとこの地で鵬雲斎宗匠の足跡として後世に生き続けます。ご逝去後、特にそれらの存在の重さを感じるとともに有難いところに居させていただいていると改めて思うのです。懐かしさを想われる時はぜひお脚をお運びいただき石碑をご覧いただければと思います。人生のかけがえのない大きな大きな師匠でございました。これからも、人生の指針として心に生き続けます。お別れの会を終え、ようやく自身の一つ節目として、鵬雲斎宗匠ことを誠に僭越ではございますが記憶を記録するために書き留めさせていただきました。ご容赦ください。ニュースhttps://www.mbs.jp/news/kansainews/20251127/GE00069942.shtml